双子ちゃんらいふ!?
そのまま走って刹那さんの家へ向かった。



インターホンを押すとなかなか出てこない。


仕事?

いいや、今日は無いはずだ。



心配になったからドアは閉まっていると思うが一応確かめてみた。



ガチャ-


「あれ?あいてる…。」


そのまま勝手にあがりこんで刹那さんを探した。


「刹那さん…?」



寝室からリビングまで。



だけど刹那さんはいなかった。


もしかしたらと思いマンションの屋上へ行ってみた。


「あんた何優の事泣かしてんの?」


「悪い…。」


「そんな事わかってんだよ!優の気持ちもちょっとは考えてんのか!?」


「考えてる!一日中考えてる…。」






微かに聞こえる声。


「この声…。龍?」


何で龍は刹那さんと一緒にいるの?


学校は?





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