双子ちゃんらいふ!?
『まさか、中1の子にお金を借りるなんてね。月にほんのちょっとしか貰えないんでしょ?だったらそんなのいいわよ。』



「大丈夫。半分の五万貸し手あげる。それでも足りなかったら貯金からおろすし。」


『何万もらってんのよ…。まぁいいわ。どうもありがとう。名前は何て言うの?』



「飯田優。」


『ありがとうね、優ちゃん。刹那にも謝っといて?』


「わかりました。」


『今度会わない?刹那も含めて。』


「いいですよ。じゃあ又刹那さんに言っておきます。」


『じゃあね?今回は本当にごめんなさいね。』


「はい。」


そういって電話を切った。



「優。ごめんな。」


「もういいよ。あっ!それと今度会おうって?」


「いいの?」


「うんっ!なんだか友達になれそうだし♪」


「一件落着ですかー?」


「「龍っ!」」


「何!?俺もしかして忘れられてた?」


「「ごめん。」」


「もういいしっ。俺帰る。」


「あっ!待て俺が二人とも送るからっ!」


そのまま刹那さんは家まで送ってくれた。


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