双子ちゃんらいふ!?
「それから何度か家に連れ込むようになって。ママに邪魔だからホテルにでも泊まれってお金渡されて。」



「何度もあったんだな。」


「うん…。」



いつの間にか遥の目には涙が溜まっていた。




「遥…。家に引っ越してこねぇか?」



「えっ?」



「俺の家は大歓迎だし、遥がいいのならこっちにこねぇか?」



「けど…。」



「まぁそれは遥が決める事だから…。ゆっくり考えな。」



「うん…。ありがとう。」



「泣くなよ…。」



そのままギュっと遥を抱きしめた。



「龍…。龍。」


「ん?どうした?」



「チュウして?」


「おー。」


遥に優しいキスを落とした。


< 138 / 147 >

この作品をシェア

pagetop