双子ちゃんらいふ!?
「何でわかんの?」


「そりゃー。お前の親父だし。お前が小さい頃から優を守ってて、その守ってた優に好きな人が出来たら複雑な気持ちになるだろ。」



「親父には何でもお見通しなんだな。」


「当ったり前。何でも俺に相談しろ。」


「ありがとう。」


親父は優の事だけを思っているんじゃなくて、ちゃんと俺の事も考えてくれてるんだなって思った。



ありがとう、親父。



「今日は飲むかー!」


「はっ!?俺未成年だぜ?」


「そんなの気にすんな。」



こんなに親父と早く酒を飲むときが来るとはな…。


明日が休みという事だし、飲むか!


「よしっ!親父飲むぞー!!」


その日は親父と語りまくった。


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