双子ちゃんらいふ!?
[龍]


優と母さんが話しているのが聞こえた。


どうやら優は刹那さんと付き合ったみたいだ。



「俺も優を卒業すっか。」


俺も自分の人生悔いのないように生きたい。


だから自分のしたいようにしよう。




そう心の中で決めた俺。


いつの間にか屋上にいた俺。



「龍どうした?」


「親父。」


この時間帯は親父がいつもいる。


「どうしたー?まるで誰かに優を取られたみたいだな!」



「おぉー。マジそれ。」


「はぁー!?俺の可愛い優ちゃんをー!」


急に叫びだした親父。


近所迷惑だって。



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