双子ちゃんらいふ!?

「ごめんなさいね？刹那くん。」


「いいえ。」


「母さんは二人の事認めてるんだろ？」


「当たり前じゃない♪」


「ありがと、ママ♪」


「ありがとうございます。」



「ほら、親父も正直な事言えよ。」


正直認めてるくせに。

何でちゃんと言わないかなー。

俺は発言しない親父に蹴りを入れた。


「いてっ！龍お前なにすんだよ！」



「ちゃんと思ってること言えよ！刹那兄ちゃん困ってんじゃん！」


「俺は…。認めてる…と思う。」


「本当っすか！？」


「あぁ。だけどもし優を泣かすような事があればその時は容赦しねぇぞ？」


「はいっす。」


「よっし！じゃあ今日からお前は俺たちの家族！分かったか？」



「はいっ！」



無事に和解したようだ。


優の顔も自然と緩んでいた。