双子ちゃんらいふ!?
家のインターホンがなり龍がドタドタと玄関へと走っていく。



私も歩いて追いかけた。


龍が勢いよくドアを開けると。



「刹那兄ちゃんかよ!」


「なんだよ!俺だとだめだった?」


「龍。刹那さんに喧嘩売らないでよ!」


「はいはい。」


「いらっしゃい、刹那さん♪」


「こんばんは、優ちゃん♪」


「はーい!ノロケな空気を放出しないでくださーい!」



「「うっさいな!」」


そのまま刹那兄ちゃんを家に上げてリビングへと戻った。




「おじゃまします。」


「あーっ!刹那くん!いらっしゃい♪」


「どうも。」


「おー。刹那っち。」


刹那っち!?
親父ネーミングセンスねぇ…。



「こんばんは。お邪魔させていただきます。」


「刹那さん、そんなかしこまらなくてもいいよ?」


「そう?けどすっげー緊張してんだけど。」


「あっ!そうだご飯が出来るまで優の部屋で待ってよ?」


「いいの?」


「うん♪だってそのほうが緊張しなくて済むでしょ?」


「まぁね。」


「じゃあ行こ?」


「うん!」


そういって手を繋ぎながら優の部屋へと行ってしまった刹那兄ちゃん。


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