双子ちゃんらいふ!?
「龍、お前も川上ちゃんが着たら部屋でゆっくりしてな。」


そういって俺の肩に手をポンポンさせる親父。


「俺らはそういう関係じゃねぇーし!」


「知ってる。けど好きなんだろ?」


いきなりマジな顔になる親父。



「そうだよ。てか親父に話したじゃん!」


「そうだったっけ?その時酒入ってたから覚えてねぇや。」


「くそ親父。」


「悪かったって。」


その時インターホンが鳴った。


「龍。行ってこい。」


「はーい。」


俺は玄関へと急いだ。



玄関のドアを開けると。


「川上。」


「こんばんは。」


「あっ!あがって?」


「おっ、お邪魔します!」


そのままリビングへと歩いていく俺と川上。


「お邪魔します。」


「「川上ちゃん、いらっしゃい♪」」


親父と母さんが声をそろえて言う。


「あのね?まだ鍋出来てないから龍の部屋で遊んでてくれる?」


そういって俺にウィンクをする母さん。


マジで何考えてんの!?





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