双子ちゃんらいふ!?
「飯田くん?」


「どうした川上?」


「私いやじゃないよ?」


「へ?」


「私ね?恥かしいだけなの…。飯田くんはいっつもいっつも私を優しく抱きしめてくれるし、その温もりが消えちゃうって思ったら怖いの…。」



「川上。」


「まだ私たち中1だし、何が起こるかわかんないでしょ?」



「そんな事ねーよ!」


「えっ?」


「そんな事ねーよ、まだ中1だけど、そんな事関係ない。俺は絶対川上を離さない。絶対遥を離さない!」



「飯田くん…。」


「付き合った時約束しただろ?」


「うん…!」


「川上、目閉じろ。」


「へ?」


「いいからっ!」

「うん…。」


俺は川上の唇のそっと自分の唇を重ねた。


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