双子ちゃんらいふ!?
[龍]


家に帰ると優は自分の部屋にこもっていた。



コンコン-


俺は優の部屋のドアをノックした。


「優?メシできたぞ?」


「いらない…。」


何かあったな…。


「入るぞ?」


優の部屋のドアを開け中に入ると、中は真っ暗。


「電気も付けないで何してんだよ。」


パチッと電気を付け優の見つけると、あの大きな優の目がしょぼんと小さくなっていた。


てか、すげー腫れてる。


「優!その目どうしたんだ?」


「何でもない…。」


「何でもないって、お前ずっと泣いてたのか?」


「もう…、うるさいな。」


「そんなの今は関係ねぇんだよ!何かあったのか!?」


そういうと、急に優は泣き出してしまった。



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