ぶらっくコーヒー
「帰らないと」

ベッドの周りに散らかった制服を集め着はじめた。

「送る」
だるそうに体を起こした竜司も服を着はじめた。



「星キレイだねー」
夜道を手を繋ぎ歩きながら空を見上げた。

竜司の家と私の家は歩いて15分ぐらいの距離だ。


「ありがとう竜司!また明日ね」
玄関の前に着き手を振ると笑顔で振り返してくれた。
なんか…今ドキッてしたかも、
不思議な感じで無性に抱きつきたくなった。


「っ竜司大好き!!」

「っ!?」
歩いていた竜司に後ろから抱きついてしまった。
当然竜司はビックリしていた

「どーした急に?」
また優しい笑顔で私の頭を撫でながら言った。


「何か、抱きつきたかったの」
すると竜司は微笑して私を抱きしめた。


「んなこと言われると帰れねえだろ」

5分ぐらいしょうもない話をしてから私達は分かれた。


「お帰り玲ちゃん」
ドアを開けると、お母さんが丁度いた。

「ただいまー」
そのまま二階にある部屋に戻り、寝た。


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