アルタイル*キミと見上げた空【完】
振り返ると、タイチさんの腕を掴んだ・・・・・・・
「修・・・・・」
修ちゃん、といいかけて急いで言葉をのみこんだ。
「さわんな」
修ちゃん、目が笑ってないんですけど…。
けど。ほろ酔いのタイチさんは構わず言葉を続けた。
「なんだよ、修也。クラブのマネージャーに手を出すな、ってか?…なら、いいじゃん。俺が次のコーチなんだし」
え?
えぇ〜!?
タイチさんがコーチ?
……なんか、妙に心配なんですけど。
だって、軽すぎない?