アルタイル*キミと見上げた空【完】

「いいじゃんっ。一番でも二番でも綺麗なものは綺麗ななんだし」


つい、恥ずかしくてわけがわからないことを言った私を、凱は驚いたように見つめて、

そっか。

と一言呟いて、また空を見上げた。


てっきりまたばかにされる、って思ったのに、なんだか肩透かしにあったみたいで、私もつられるように空を見上げた。
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