アルタイル*キミと見上げた空【完】
「いきなり、悪かったな」
「今さら、だよ?」
「そっか・・・ハハ」
なんて・・・・
あれ?気まずいと思ってた修ちゃんとなんか普通に会話してるし。
今日は早めに始まるという練習の前に、誘われた大学構内のカフェで修ちゃんと座ってる私。
そういえば。ここで・・・・。
「そういえば、ここで初めて会ったよな、俺達」
緑の葉っぱの中にキラキラと光る太陽の光線をまぶしそうに眺めながら、修ちゃんがつぶやいた。
「うん・・・・」
同じ事を私も考えてたよ、ってなぜか言えなかった。