アルタイル*キミと見上げた空【完】
「凱・・・・」
なんか、ごめんね・・・?
そういいかけた私の唇は、再び彼の口にその言葉ごと奪われた。
長くて、強くて・・・・
凱・・・?
角度を変えながら続くそのキスは、離れては私の名前を呼び、
また合わさり、それが長い間続いた。
息が苦しいのに・・・頭の芯がびりびりとしびれたようになってる。
だけど、全然いやじゃない。
凱がここにいること。
私の横にいてくれること。
凱・・・私もそれだけで嬉しいんだ。
それだけで、充分なんだ。
凱・・・大好き。
大好きだよ。