アルタイル*キミと見上げた空【完】

横を見ると、修ちゃんと目が合う。


修ちゃんはにこっと笑って、


(大丈夫?)


と声に出さないで口を動かした。



あ・・・・


私が花火あまり好きじゃない、ってこと。覚えてくれてたんだ。



・・・やっぱり優しいな。



もう一度隣をちらっと見ると、改めて見る修ちゃんは、紺色の浴衣を身に着けて、それがとてもよく似合ってた。



・・・やっぱりかっこいい。
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