アルタイル*キミと見上げた空【完】

中は・・・まさに手取り足取りの世界。



本当に自分がお姫様か何かになったような気分になってくる。



「まぁっ……とてもよくお似合いです!」



係の人が鏡に映った私を見てため息を漏らした。



ま、それはお世辞だとしても、やっぱり嬉しい。



ドレス姿に我ながらうっとりしちゃうなんて……自分の中にこんな部分があることに少々驚きだ。
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