アルタイル*キミと見上げた空【完】
と、同時に……修ちゃんにどう顔を合わせていいのか、全く自信がない。
サオリさんの話がどこまで本当なのか、わからないし、
早く会いたいのと。
会いたくないのと……。
そんなことを考えてる私の肩がとんとんと叩かれた。
思わずびくっと体が跳ねる。
見上げると、怪訝そうな顔をした凱が私を見下ろしていた。
凱……。
「どうしたの?お前。なんかあった?」
…なんで気づくの?
けど…
「なんにもないよ。いつも通り元気いっぱい!」
首を少しかしげて通り過ぎようとした彼が、あ、そうそうと私に振りかえった。
サオリさんの話がどこまで本当なのか、わからないし、
早く会いたいのと。
会いたくないのと……。
そんなことを考えてる私の肩がとんとんと叩かれた。
思わずびくっと体が跳ねる。
見上げると、怪訝そうな顔をした凱が私を見下ろしていた。
凱……。
「どうしたの?お前。なんかあった?」
…なんで気づくの?
けど…
「なんにもないよ。いつも通り元気いっぱい!」
首を少しかしげて通り過ぎようとした彼が、あ、そうそうと私に振りかえった。