アルタイル*キミと見上げた空【完】

・・・・



「じゃぁ、行ってきます」



「ごめんね。汐。お願い!」



玄関で靴を履いて外に出ると、もう海岸の近くには



星なんかそっちのけで騒ぎ合う男子たちの姿があった。



私はそれを見て、道へと出る。



流れ星が見れるまでまだ時間があるから、



「海といえば花火でしょう!」



なんて言い出したお気楽キャプテンの一言。



で、私が買出し。



さっきご飯の材料の買い出しに行った時に見かけた、近くのコンビニの店先に置いてあった花火を覚えてたから。



< 95 / 640 >

この作品をシェア

pagetop