おつかれマイハニー
ストップ
気付くと、そこには真っ白な天井があった。
窓から差し込む光がやけに眩しくてうめき声をあげる。


「……水雫!水雫!!」

私を呼ぶ声がした。
視界がはっきりしなくて、顔がよく見えない。


「水雫……っ」



「花奈……?」


徐々に目が光りになれて、その顔を確認する。

花奈だ。私の親友。そして……



私は飛び起きた。

体中あちこちが痛んでよろめく。
その拍子に寝ていたベッドから落ちてしまった。

花奈は私に駆け寄り手を貸そうとした。
私はその手を無視して痛みをこらえ立ち上がった。


そして花奈を思い切り突き飛ばした。


「さわらないで」



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