夢の中で…
「瑠茄お嬢様…嫌なお気持ちはわかります。でも今回は貴族たちだけのパーティーですから…きっといい方がいらしゃいますよ」
「…………」
秋羅は私気持ちに一発で気付いたようですね…
まぁ16年間ずっと一緒にいたから当たり前のように気付いて励ましてくれる
そう、私はまだ婚約なんて望んでも居ないのです
でも私のお父様、夜桜 樹壓(キアツ)が…
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「瑠茄。お前ももう16だ。そろそろ許嫁くらいいたって良いだろう??」
「え…で、でもお父様。私にはまだはやいです…まだ先でもよろしいかと…」
「いいや、はやくなどないそうだ今日の夜のパーティーで見つけよう。そうさそれがいい!!うまくいけば貴族の良い方がいるかもしれないな。瑠茄、頑張れよ」
「……………」
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なんて事があった…