夢の中で…
そうして私はパーティーに出るため、ドレスに着替え、化粧をし、夜のパーティーに向けて準備を始めました。
「お嬢様、本当によろしいのですか?」
「何をおっしゃってるのよ秋羅。貴方が行けって言うから納得していくのですよ?今さら言わないで下さる?」
「…はい。ありがとうございます。瑠茄お嬢様。」
瑠茄お嬢様はそういい静かに微笑みました。
私は16年間ずっと瑠茄様にお仕えして来ました。
お嬢様はいつも何かと辛いことがあったり、悲しい時がある時他のかたを心配させまいと静かに微笑むことがあります
作り笑い…
今もそうです…
お嬢様は私に心配をかけないと…
でも私にはそう元気に瑠茄様を明るい未来へお連れしなくてはならない義務があります
こうするしかないのです…
申し訳ございません。
瑠茄お嬢様…