夢の中で…
「た…助けて…」
私はそういい分かってはいるが言ってみた
「馬鹿だね、君。ここは会場の入り口だよ?たすけなんてこないさ」
そう彼は冷たく笑って
私を抱えてビルの間のドアに手をかけはいっていった…
━━━━━━━
──ザワザワ
なかは煙り臭くて暗く
ざわめきが絶えなかった。ここにいる人々は仮面をつけており、こいつ(英)もつけ始めた
「さぁ。お嬢様の瑠茄様の売却が始まりますよ」
と、私の耳もとで囁き私を明るい舞台の真ん中に座らせ
話を始めた…
「今回は名家 夜桜家の娘夜桜 瑠茄を売る!!1000万から初めだ」
「1100万!!」
「1200万!」
『俺が2000万で買う』
と、ともなく声が聞こえた
「…よし!!2000万のお前前へ来い!!」
そうして仮面をつけた男は私をかついだと思った途端…