らぶ★ぱにっく
卓都Side



「じゃあ…部屋で待ってるね…?」



不安気な表情を浮かべながら俺を見る要



俺は要を安心させる為に笑って頷いた




"お前の親父と話して来る"
なんて言えねぇ…



言ったらあいつ絶対に"一緒に行く"って言うこと聞かねぇし…




まあ…そう所が好きなんだけど…////



なんて一人でニヤけながら叔父様の書斎へ行った






……。




コンコン――…



ノックをしてドアを少し開ける



「失礼します…」

「卓都…君かい?」




叔父様はニコッと笑うと俺を中に入れてくれた



「紅茶でいいかな?」

「あ…はい。ありがとうございます」



そう言って叔父様は俺の前に座った



俺が話そうとして前を見たとき…叔父様に遮られた




「…要の事だろう?」

「はい…」

「来ると思っていたよ…」



"ははっ"と笑ってカップを片手に立ち上がった。




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