らぶ★ぱにっく



髪が痛くてあたしは素直に侑ちゃんに付いていく



暫くして使われてない教室に入った。



訳が分からないけど…体は危機を感じていた。






"早く逃げなくちゃ!!!"




それだけが頭の中をグルグル回っていた




「す…侑ちゃん?」

「最後に聞いてあげる。あんたのお願い」



あたしの首元にカッターを当てていう。


冷や汗が流れて、気持ち悪い



「…こ…」



あたしが口を開こうとしたとき



「ここから出してはダメだよ」



と思っていた事を言われた



「っ…どうしたらいい?」



怖さで震える声…




「卓都くんをあたしにくれたら良いよ」



そんなの…



「…無理!!卓都はあたしのなの!!」

「そ?じゃあ無理矢理奪うから」




"あんたを消してね"と最後に付け足して言った




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