らぶ★ぱにっく
「…ん…早く病院行こ?」
落ち着いたあたしは少し卓都から離れて言った
「だな。…要」
「ん?…何…んん!!」
振り向いたあたしに卓都はキスをした
「…これからはもっと早くに助けにくるから…」
「え…?」
「怖い思いさせてごめんな」
と辛そうな顔をして言った卓都
「けど…卓都はあたしを見つけ出してこんな怪我までして守ってくれた。あたし嬉しかったよ?」
「…ん。ありがとう」
力無く笑う卓都。
「行こ?病院」
そう言ってあたし達は近くの病院に向かった――…