らぶ★ぱにっく
「…あだじ…がら…離れない…でぇ…ふぇっ…」
こんなに泣いたの初めてってくらいあたしは泣いていた
たかが夢なのに…
凄い不安なんだ。
「離れねぇよ…?
俺は要のだから…」
そう言って優しく抱きしめてあたしの背中を擦ってくれた
あたしは暫く、卓都の胸で泣き続けた
泣いても泣いても、不安が消えない。
こうして、卓都が抱きしめてくれてるのに…
消えないんだ…。
暫くして涙も引いてきた頃
「…グスッ…」
「楽になった?」
「…うん、ごめんね」
「何で?」
「泣いて迷惑だったでしょ…?」
「んな事、ねぇから…ほら寝んぞ」
そう言ってあたしと卓都は一緒に布団に入って寝た