らぶ★ぱにっく
それからずっと、隆平はあたし達に付きまとった。
登校する時も
ご飯の時も
下校の時も
ずっと…三人。
いい加減、諦めて欲しい気持ちもある。
そりゃ…隆平は好きだよ
けど、それは友達としてで…
恋愛対象では……
「…隆平?」
「んー?」
「どんなに頑張っても…卓都とは別れないよ。あたし」
無いんだよね。
あたしは卓都しかいらない
「分かってる、けど…頑張ってみたかっんだ。」
そう言って少し哀しそうに苦笑いをした――…
「…隆平?」
「なんか…ごめん。迷惑だって分かってた。要を困らせてるって…何度も思った」
隆平――…
「あたしは…っ」
困ったけど…
困惑したけど…
隆平を迷惑だなんて思った事無いよ――…