らぶ★ぱにっく
「一生、俺の側に居てほしい
一緒に幸せになろ?」
そう言われた瞬間、耐えていた涙が一気に溢れ出た
…こんな嬉しい事はもう無いかもしれない
卓都の顔が近づいて来てあたしはゆっくり、目を閉じた
「…ふぅ…ん…」
初めは触れるような優しいキスから濃厚なキスに変わる
ギュッと卓都の服の袖を掴んで必死に卓都の舌に応える。
時折漏れる声は卓都のせいで
真っ赤に染まる頬も卓都のせい
けど、毎日が楽しく過ごせるのは確実に卓都のおかげ
あたしの世界は卓都中心に動いている。
卓都にとって、あたしもそうだったら…それ以上に嬉しい事なんてない。
「…ふっ…んッ…」
苦しくなる前に唇を離してくれた
「好き過ぎて…堪んねぇ…」
小さな声でそんな呟きが聞こえたような気がした――…