らぶ★ぱにっく



少し遅れて教室に戻り、授業の準備をする


授業が始まっても考えているのはさっきの卓都の言葉



どうしてあんな事聞くの?


それより…卓都のあの辛そうな表情が頭から離れない…




後で聞いてみよう…



そうは思ったものの、話し掛けようと卓都に近づくと卓都は急に席を立ってどっかに行ってしまう。



まるであたしから逃げるように…



もしかして避けられてる?


…たまたまだよねっ…




そう思い込みながら、その後も卓都に近づくとあたしから離れて他の女の子に話しかける。



そんな光景を目の当たりにする度に胸が張り裂けそうで、悲しかった。



卓都は…あたしと居たく無いんだ…



あたしの事嫌いだから避けるんだよね…



溢れ出しそうな涙を抑えながらあたしは家に帰った。





それから…あたし達は話さなくなった…。




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