らぶ★ぱにっく
バイバイ…
「…ック…ひっ…ん」
教室には戻らずに保健室に行った
「…ふぇ…ック…先生ぇ!」
「え!!山川さん?」
「ふぇーん!!」
「ちょ…山川さん?!!」
先生は焦りながらもあたしの背中を優しく撫でていてくれた―…
「…ごめんなさい…先生」
「ちょっとは落ち着いた?」
「はい…先生しか頼れなくて…」
「いつでもおいで?」
そう言って先生はコーヒーをくれた。
先生は何も聞いて来なかった。
あたしにはそれが嬉しかった。
「…ありがとうございました!!教室戻りますね」
と言ってあたしは保健室を後にした。
辛いけど、あたしから言ったんだし…別に卓都があたしの事好きじゃないんだし…あたしが我慢すれば済む話だよね。
前に進むんだ…