らぶ★ぱにっく



学校を出て暫く歩いていた


あたしは最近歩いて来てるから林さんは迎えに来ない



まだ、卓都は手を握ったまま



もう…我慢出来ない。
こんなに苦しいのは、嫌だ



「卓都…あたし…あんな酷い事言ったのにそんな普通に出来ないよ。」



止まって恐る恐る卓都を見ながら言った。



「要…俺は…何日も引きずるのは嫌だから…今まで通り要で仲良くしたいんだよ」



と言ってあたしの頭を優しく撫でてくれた


嬉しくて嬉しくて涙が溢れた。


「だって…あたし卓都を傷付けた…酷い事言った…」

「俺が要を傷付けたんだよ?俺は傷付けられてない」

「あたしだって…傷付いてないよ?」



と言って卓都に抱きついた。



卓都もあたしの背中に手を回して抱き締めてくれた




今なら…気持ち伝わるかな?




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