らぶ★ぱにっく
卓都Side




やっと言えた。



気持ちを伝えた。





これも担任が言い出した馬鹿げた提案のお陰かもしれない



普通を装うってのもかなり大変だった



そりゃ要に話しかけるんだからかなりの神経を使った。


家に帰り部屋で今日あった事を思い出してはニヤけた



「…;;俺きもいな…」


部屋で一人でニヤけてるの誰かに見られたら――…





「…笑ってる」

「うわ!!!な…何だよ姉ちゃん!!!」



ドアから顔だけ出して覗かれていた。



って言うかニヤけてるの見られた…;;



「あんたキモいよ…笑」



勝手に部屋に入って来て俺の前に座る姉ちゃん



「う…うるせぇよ;;思い出し笑いだよ!!」

「思い出し笑いとか…エロ~い!!きゃははは!!!」



…自爆



俺の前には腹を抱えて笑い転げる姉ちゃん



「きゃはは!!…何思い出してたの~?」

「何でも良いだろ!!…早く出ていけよ」

「あは!!その反応は彼女出来たね~(笑)」



と言って笑いながら部屋から出ていった。




この女、いつも核心をついて来るから困る。




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