らぶ★ぱにっく
「ほらっ…こうやるんだよ(笑)いつも歩きだし。要迎えに来たから乗ったんだ」
「あたしの為に?」
要の目線の高さに屈んでヘルメットをちゃんと被せてやる。
「…っ///ありがと…」
「乗って?」
「ん…」
乗ってとは言ったものの、要は小さくてなかなか乗れないらしい
そんな要を後ろから抱っこして乗せてあげる
「~~////」
耳まで真っ赤にして下を向いている要
「ははっ…顔真っ赤」
「あ…あたしばっかり緊張してる」
ぷーと頬を膨らませて拗ねている
「俺だっていっぱいいっぱい…」
「う…嘘だっ」
「要?…上向いて?」
そう言って素直に上を向いた要にキスをした
「っ…ンん」
唇を離して見つめ合う。
「そのヘルメット…要専用だから」
と言ってバイクに跨がる。
一瞬見えた要の嬉しそうな笑顔に俺はドキッとして慌てて要から目を逸らした
そして、片手で要の腕を掴んで腰に回す
「しっかり掴まってろよ?」
そう言ってバイクを走らせた。