らぶ★ぱにっく
子供みたいにはしゃぐあたしの隣ではあたし頭を撫でながら笑っている卓都
本当に綺麗だった。
やっぱり、幸せな時間ってすぐに終わっちゃうもので…
暫く二人で夜景を見てから家まで送ってもらって、今門の前にいる
「ありがとう!!凄い嬉しかった!!また来ようね」
「ん…」
「じゃあね?」
と言って家に入ろうとした時、腕を引っ張られた
「きゃ…ん…っ」
優しくキスをされてあたしは顔が紅くなった
「いい加減なれろよ(笑)」
意地悪に笑ってバイクに跨がった卓都
「…っ!!無理~~///」
「ふっ…早く中入れ」
「ん…分かった…」
と言われたからあたしは渋々中に入った
もうちょっと一緒に居たかったな…っ
なんて思っていても素直じゃないあたしは口に出せないでいる
ブロロロ―…
卓都のバイクのマフラーの音が遠ざかっていった―…