らぶ★ぱにっく
自然と涙が溢れた――…
なんかあったのかな?
卓都の身に何かあったら…
あたし…
カチャ―…
ドアが開く音がした…
あたしは急いで立ち上がりドアの方に行った。
「卓…都?ドコ…ヒック…大丈夫…ッ…」
頭が混乱して何喋ってるのか分からない…
でも…良かった…
無事そう…で――――…
安心した瞬間に目の前が真っ白になった――…
記憶が途絶える前、遠くて卓都の声が聞こえた
……。
「…なめ…要…」
「ン…うん…?」
目をゆっくり開けると卓都のドアップが…
「た…卓都…?あ…そっかあたし卓都帰って来て…それから倒れたのか」
「ごめん…ごめんな…」
卓都はあたしの頬を持って泣きそうな辛そうな顔をしていた。