らぶ★ぱにっく
「何で…卓都が謝るの?」
「…ごめ…本当…ごめん」
何で…謝るの?
「…卓都謝らないで良いから…今日ドコ行ってたか教えて?」
こんなの聞きたくないけど卓都がおかしいから…
「―ッ…それは…言えない」
そう言われた瞬間、凄い不安があたしを襲った。
あたしに言えない事って何?
「……。そっか…」
それからのあたし達の空気は最悪だった。
「卓都…おやすみなさい…ッ…」
泣きそうなのを堪えてあたしは部屋をでた。
だけど…それは卓都によって遮られた。
「変な考えおこすなよ?」
後ろから抱きしめられている
「…ッ…もう…いい…知らない」
あたしがどんな気持ちで料理を作って
あたしがどんな気持ちで卓都を待っていたかなんて…
卓都は全然分かってないよ