らぶ★ぱにっく
目に涙を溜めて、それでも絶対に泣かないように我慢している
……。
「嫌いじゃないから…好きだよ」
「…本当に?」
と言って俺の腕を掴む要
「ん…本当」
だけど要の目を見て言うことはできなかった
「もう良いよ…ごめんね…行ってらっしゃい」
要は無理に笑顔を作って俺にいった
「う…うん」
俺は葵が待ってる所まで走って行った
……。
「葵!!!」
「卓ちゃん…」
「何かあった?」
葵の前に立つと葵に腕を掴まれた。
「…卓ちゃん…あたしやっぱり卓ちゃんが好き」
「葵…」
泣きながら言う葵を俺はなだめるだけだった。
だけど、腕を引っ張られて――…
キスをされた