伝説プリンセス
〜Soldier〜
「サチはどこだぁ!!!!!」
俺は一人のしたっぱの胸ぐらをつかんだ。
やっとの事で
ディビットの住み家にありつけたが
もぅそこにはディビットの姿はなく
俺がここに来ると予測していたかように
ディビットはしたっぱを住み家に待機させていた。
「聞いたってもぅ遅いさ…。」
したっぱはうっすらと笑った。
「いいから言え。」
「…幸せの国さ。」
床に倒れている奴がつぶやいた。
幸せの国って
ヒロが行きたがっている所じゃねぇか…。
俺はしたっぱの胸ぐらを離し
とぼとぼとドアに手をかけた。
「言っておくが幸せの国に入るには
入国手形が必要となる。
それが欲しければ
ピストルタイマンで優勝する事だな。」
後ろからしたっぱたちのあざけ笑う声が聞こえた。
「あと1年待たなくちゃ。」