伝説プリンセス
「飲み食い不自由なく
行きたいところも好きな時間に行ける楽園さ。
まぁ、ミミ―はそんなもん必要としていないけどな。
ただの現実逃避をしたがる落ちこぼれが集まる場所だと言ってる。
それが本当にそうなのか俺は行った事がないから何も言えないがな。」
オッサンは手に持つ酒が入った瓶を一口飲む。
(因みに実はミミーも幸せの国に行った事がない。)
現実逃避・・・。
ヒロはそうなのか・・・?
じゃあ、ヒロは何から逃げているんだ?
銃声が飛び交う。
「両方共、残り弾数2つです。」
ヒカルが実況した。
「もうそろそろで終わるな。」
オッサンが付け足す。
少しミミーが押され気味になった。
でも、両方共凄い。
観客もパフォーマンスに歓声を上げている。
観客も歓声を上げる。
二人ともこんなに凄い銃使いだったとは…。
二人とも弾数が残りひとつになったところで
ヒロはフィールド内の店に入った。
観客達も入ろうとするが警備の奴らで中に入れない。
中が分かるのはミミーとヒロと審判だけ。
周りはしんとなり中で何が起きているか耳を澄ます。