伝説プリンセス
オレはすぐそばにあったパイプをつかみ
背を向けるガザニエルに向かって走った。
「うおおおおお!!!」
パイプはガザニエルにつかまれた。
「戦士ともあろうものが敵の背から攻めるとは何事だよ?」
「俺はもう戦士じゃない!!」
少し下がり俺は鎧を捨てた。
「俺はそんなに服従出来る奴じゃない。
誠実さもない。
俺は戦士として失格だ。」
パイプを捨て、剣を持つ。
もう怖くない。
ガザニエルは剣を構えて向かってきた。
過去の亡霊。
俺も剣を構え向かって行った。
振り落とされる両方の剣。
すれ違う両者。
一揆討ち。
・・・・・ズサッ