伝説プリンセス



あっ…ヒカルが今にも気を失いそうになっている。




「おぅ!あたしゃデイビットの嫁になる!!」



ヒ・ユ「どええええええええ!!??」




倒れるヒカルを俺は背中を抑えた。




「お前の姫、正気か!?」



老人はホッホッホッと笑う。



待て待て待て…



「ライナ…お前…自分が何言ってるのか分かってんのか!?


 お前、結婚できるのは16歳からなんだぞ!!??(そこか)」




「大丈夫じゃよ。この町に居れば

 そんなこと気にせずに結婚できるのじゃ。」



老人、余計な事を・・・。




急に手が熱くなる。



いや…俺が支えているものが熱くなる。




ヒカルは嫉妬心で燃えていた。



ヒカルはゆっくりと立ち上がる。




「姫…僕の勝手な独断ですがお許しください。



 僕もソードトライアルにエントリーします!!」




ヒカル…お前、そこまでライナにゾッコンだったのか…。













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