伝説プリンセス


「なぜお前らに話さなきゃいけなんだよ」



「……俺達、仲間だろ」



「それ、姫様とのオママゴトだろ?」



俺はヒロの胸倉をつかんだ。


サチから声にならない叫び声が聞こえた。



ヒロは俺と目を合わさない。



しばし俺はこいつを睨みつけた。


すると、どこからか声が漏れてきた。

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