伝説プリンセス


「大丈夫。あたしは一人で皆のもとへ行くよ」



「…いや、オイラも行く」


「ピキ…」


ピキはあたしのほうへ向きなおる。



「オイラ、恩を返したいんだ。


ライナ姫にもヒロ兄にも…。


前に世話になったからな。



まだ未熟者かもしれないがお供に遣ってくれ!」



「ああ…」



泣きそうなった。


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