伝説プリンセス


「でも、ユウが一緒に付いてくるってなると、

その間、キミノ村はどうなるんだよ。

女しか居なくて危ねぇだろ。」


「それは人売りの3人組に任せる。

女達にもあいつらを思う存分扱き使っていいって言ってあるから。」



そう言って、ユウは微笑む。


あたしとヒカルは目を合わせて笑った。



「うしっ!また3人で旅するか!」


「おーう!ソーナル町まで送ってやろうか?」


乱雑な運転の仕方で現れたのは軽トラックに乗った人売り3人組だった。




「おう!頼むぜ!」



あたしたちは勢いよくトラックの荷台に乗った。






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