伝説プリンセス



「姫様!好きなだけお召し上がりください!!


おぉ~い!姫様がこんなんで足りると思っているのかぁ~?



もっと持ってこぉ~い!!!」




高級そうなお店に入った僕たちは


狩人に出された料理に目が釘付けになった。




「なぁ!もぅ食べていいか?」



「どうぞ♪」




『いただきまぁ~す!』と威勢よくガブリつく。




ステーキ



サラダ



ハンバーグ



温かくこってりとしたスープ





山盛りフルーツにパフェ





etc...




次から次へと運ばれる料理。




なんと言っても



育ち盛りの僕とユウ兄を差し置いて



同じく育ち盛りのお嬢は超高速で食べまくる。



もぅ口の中にいろんな物が混ざってしまって


新しい料理が出来てしまっているのではないかと思うくらい。



(それよりも、お嬢のテーブルマナーの酷さに王国に居る先生方に頭を下げたい。)




狩人は澄ました顔で上品にフォークとナイフを使いムニエルを食べている。





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