伝説ﾌﾟﾘﾝｾｽ

～Hunter～



「ちくしょっ、ここどこだよ。」



暗闇。


ここは城のどこかの部屋であることは確かだ。



手探りでさっきドアみたいなのは見つけたが


鍵がかかっているのか開かなかった。




ちくしょっ


せめて光さえあれば・・・





ザシュッ



痛っ・・・




右腕を何か鋭いものがかすった。



ザシュッ



まただ。




何か居る。




何かが物凄い速さで動いている。





次々とかする鋭い何か…。



かする場所がズキズキと痛みだす。




オレは耐えきれなくなって


その場に足を付いた。





くそぉっ




部屋の明かりがついた。



「まぶしぃっ」



目がちかちかして細めてみるのがやっとだ。



しかし、ライトは何か人のような陰で隠された。




「愚か者め」



鋼の仮面をかぶった男は


オレの腹を蹴り飛ばし


オレは血を吹いてその場に倒れた。。。