伝説プリンセス
ピーナッツ王国民&キミノ村民の復讐は収まり
国王は降参した。
「おい!サチはどこだ!!」
ユウは国王の胸倉をつかんで怒鳴る。
もぅ、国王の胸倉つかもうが
罵声を浴びせようが
誰も止めたりしない。
あたしらはこの戦いに勝利したんだから。
「わっわからない・・・。」
「まだしらばっくれるのか!!てんめぇ!!」
さすがにヤバいとヒカルが止めにかかる。
ヒロは小声で"チンピラよりも怖い"と怯えた。
まぁ、確かにさすがなんちゃってチンピラのお頭であるよな…。
「国王様…本当の事を言ってください。
サチさんをどこにお連れしたんでしょうか?」
こういう時に活躍するのがヒカルだ。
ヒカルの声は落ち着きがありこっちまで心が落ち着く。
国王は大きく息を吐いた。
「預かりたいという奴らがいたのでそいつらに渡した…。」
「そいつらって…。」
一瞬、さっきの死屍団って奴の事を思い出した。
「長身で顎が割れていて…5人くらいの子分を連れていたような…。」
んな奴、どこにでもいるだろう!
あたしは心当たりないか必死で小さい頭で考えた。
「名前は確か…デイビット。」
・・・・・
・・・・・・