【甘甘】逆ハーレム?〜変人先生にしかモテません〜【
「すまんな。俺が、押し倒したばっかりに…」



「気にしないで下さい」



「いや!そうわ行かん!押し倒してしまったら、責任をとらないとダメだと相場はきまってんだ!」



「香椎先生!?」



こうなってしまった香椎先生は、誰にも止められない。



「俺は、なんて事したんだ!押し倒した弾みに、妊娠まで!!」



どんどんエスカレートする妄想。香椎先生は、兎に角いつも妄想ばかりする、変態?が混じっている。



妊娠なんてしてないし!



「ひゃあ!」



もぞもぞと香椎先生の手があたしのお腹に当たる。



「香椎先生!?」



「そう怒るな!金ならちゃんと支払ってやるからよ!」



どこまで妄想してるの?



「お姉ちゃん!!どいて!!」



「え!?」



あたしは、言われた通りその場から退くと、よっちゃんは、力いっぱい鞄を振りかぶる。そして、香椎先生目掛けて鞄をぶつけたのだ。



ドカンと大きな音がし香椎先生は、少しだけ吹っ飛んだ。
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