Special Side Story



タクマのバイト先に行って、店長さんがイケメンだった事に一瞬浮かれた自分を押さえた。




映画を見て、食事も終わって、帰りたくないって言った。




もう少し…あと少しだけタクマを独り占めしたいよ。






タクマは、やっぱりそこら辺の男とは違う。



スムーズに、自然に、常に私をリードしてくれた。




こうゆう人、求めてたの。


モテるなんて嘘。

私の周りには、私の体だけが目的の人がいっぱい。



分かってるのに流される私も悪いけど…。



でもこれからは、私もタクマに釣り合う女になるよ。



だから…


ねえ。




私を見てよ?





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